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2022年7月15日 (金)

ハセガワ 1/48 Ju87B-2 製作記 その10 7/15

 機体の汚し塗装を何回も塗って、拭き取ってのく繰り返しています。
三歩進んで二歩下がる、全体を汚しつつ部分的に強弱をつけていますが、ほんの少ししか変化が無いので写真では判り難い、と言うか、解らないです。 それでも、前に進んでいるつもりなんです。

Dsc05928-2

 
 変化の乏しい上面に比べて下面は判りやすいです。
オイル系の汚れは茶系、ホコリ系は赤味の少ないこげ茶系の油彩を使い分けています。

Dsc05930-2

 機体上面の汚れにパネルの隙間からの汚れを加えています。
色々な汚れが組み合わさっているので終わりがありません、ここらが潮時かも・・。

Dsc05949-2

 排気のスス汚れはエアブラシで一発勝負。薄めの塗料を何回も重ねて、多少の失敗はリカバリー(ごまかす)出来るように予防しています。

Dsc05953-2

  ここまで来て非常に悩ましいのがキャノピーの窓枠でした。
外側だけでなく内側にもフレームがあり、ちゃんと内外共にマスキングして塗装しましたが、マスキングを剝がした際に縁が一部ギザギザに荒れてしまいました。これはよくある事なので筆塗りでリタッチします。
 外側は問題なく完了。大問題は内側のフレームで、塗り難いのもさることながら、明るめの機内色が透けて外側から見るとリタッチした部分がムラになって見えます。アクリル系、ラッカー系と色々重ね塗りを試しましたがムラ感は消えずえず・・。かなりの時間を掛けて試しましたが、解決出来ませんでした。一番目立つ場所なので途方に暮れます。

 そして閃きました。塗装がダメなら物理的に解決!。要は、内側フレームを作って組み込んでしまえばOKと。
そこからは早かったです。塗装した内側フレームはラッカー薄め液で拭き取り、コンパウンド、ワックスできれいな状態に戻します。フレームは、手元に有った0.05mmのアルミ板を細切りにして、ガイアノーツのマルチプライマーを筆塗りした後タミヤアクリルの機内色を塗ります。
 キャノピー内側のアール合わせて曲げたら、下部の隠れた部分に極少量の瞬着で固定します。 透け感ゼロ、最初からこうすれば良かった。

Dsc05958-2

 後で実機の写真を見ると第2風防の内側フレームが丸パイプの物が有ります。各型共通なのか、B型がどうだったのかは不明です。
今回はこれで良しとしますが、パイプ状だと知っていれば、延ばしランナーか真鍮線で作ったものを・・、この件は次回の宿題とします。
Ju87に限らず、ドイツ機、連合軍機にも内側にフレームの有るキャノピーの飛行機は存在するのでこの手はなかなか有効だと思います。
 

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コメント

本日は久しぶりにお会いできて大変うれしかったです。いつも私の疑問に答えてくださりありがとうございました。午後より所用があり実演などが観れず残念でした。ウレタンクリアーはいずれチャレンジしてみたいと思います。

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