ハセガワ 1/48 Ju87B-2 製作記 その3 5/27
今回の製作の目的は、「 リアルな迷彩塗装の汚し 」です。
リアルと言っても人それぞれなので、コレが正解だ!と言うのはモデラーの数だけありますが、前回のタイガー1で思いついた方法で自分なりのリアルを実験してみます。成功すれば、ベトナム迷彩、暗緑色などの暗い系迷彩の汚し塗装の方法として引き出しが一つ増えることになります。
なので、製作はごく普通にサクッと行きます。早く実験したいので。
さて、エンジンカウリングの端にはエアアウトレットのような膨らみがあります。しかしながら、当然開口していないのですが、開口しようとするとカウリング全体の縁を薄々しなければなりません。しかし、カウリングの内側と胴体がかみ合って接続するので、薄々攻撃ができません。
折衷案として、アウトレット部分のみ開口します。ピンバイスで穴を開けてデザインナイフで薄くする方法もありますが、こんな繊細な薄々攻撃をする自信はないので、0.05mmアルミ板で工作します。
と言ってもやる事は簡単、アルミ板をカウリングの端で揃えて爪で擦って形をトレースするだけです。後は、アウトレットの形に切り出すだけです。
そのままだと開口していないので、アウトレットを縁から0.5mmほど削って接着すれば完成です。
だいぶ後から知ったのですが、ここはアウトレットではなく、エンジンハンガーとバルクヘッドの接続部分の出っ張りの逃げの為のようです。次に作る時はエンジンカウル全体の薄々とこの部分の再現にもチャレンジしてみたいと思います(簡単そうなので)。
コクピットを仮組みしてモチベーションを上げます。
カウリングに若干のグラつきが有ったのでプラ板でガイドを作っておきました。
カウリング下部の開口部が気になってしかたがありません。カウルフラップは当然、限界まで薄く削りましたが、中身はがらんどうで何もありません。エンジンの下部ぐらい見えないものかと思い、ジャンクパーツでそれらしくでっち上げてみました。
戦車のパーツだと思います。実機の写真を見つけましたが、エンジンはもっと上に位置していて、ここからは見えないのが正解のようです。回り道した割には無駄足でしたが、楽しかったので良しとします。
代わりにラジエターの下部から胴体へとパイプ状?の何かが伸びているようです。支えなのか、循環パイプなのか判別できませんが、後で追加しておきましょう。
プロペラは、キットのままでは塗装後に差し込むには軸受けが心もとないので後ハメ加工します。
真鍮線で軸の延長と胴体側の軸受けをプラ板の積層で強化しました。差し込むだけですが、これで塗装が別で行えます。
もうそろそろ胴体接着してもいいかな~。
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