ドラゴン 1/35 タイガー1 初期型 製作記 その33 おまけ 11/11

　さてさて、一応の完成を見たタイガー1ですが、製作時に余ったパーツをアーマーモデリングの記事にあったように、ランナーから切り離して整理していましたが、DS素材の履帯が固まっていました。

　お店時代にDS素材の履帯は陽の当たる場所に置いておくと固まって割れると聞いたことがあるのですが、まさか自分の身に降りかかってくるとは・・・。

　ゆるく曲げてしまおうとしたのですが、それはもう見事にポキーンと折れました。袋の中には染み出した油のようなものでグジュグジュしていて全体に硬く、もろくなっていました。箱のフタはあけていましたが、一番底になっていたので陽の光には当たっていないはずです。経年劣化だとすると手持ちのキットにも危機が・・。

　薄焼きクッキーみたいな感じでポキーンと折れました。押されて変形したセンターガイドもそのまま固まっています。センターガイドももろくなっているので予備履帯に使うのもためらわれます。

　悪い予感はあたるもので、押入れに仕舞ってあった同じガルパン仕様のタイガー1の履帯も調べてみたところ、こちらはカントリーマアムみたいな硬さで、しっとりしつつポキーンと折れました・・（泣）。



　この経年劣化が未塗装放置の物のみに起こるだけで、塗装済の物には起こらないのかは確認できていません（完成品が無いので）が、在庫の危機ではあります。　DS素材とドラゴンの衰退に関しての私見は今更なので止めておきましょう。

口を動かす前に手を動かせ！、作りたい物がいっぱいあって、素材、アフターパーツも揃っている、無いものは作ってしまえ！。手が遅いのだから立ち止まっている暇はない、残された時間は少ないのだから。