ドラゴン 1/35 タイガー1 初期型 製作記 その30 10/9
製作記も30回目で、そろそろ完成したいのですが、全体の薄っすら乗った汚れをまだやっています。
薄く何層にも重ねているので変化に乏しいのが難点で、写真に撮ると違いが判り難く同じような写真ばかりになってしまい、製作記栄えしません。
排気管の錆びは油彩を塗っています。単に汚し用の油彩がパレットに余っていたので筆塗りしてみましたが、いまいちつや消し感が足りません。後でピグメントを重ねておくとします。排気管周りは煤でかなり汚れるらしいので油彩の黒を塗りましたがボケ感がイマイチなのでこちらにもピグメントを後で足しておきます。
履帯を含めた足回りの汚しをしています。ワイルダーのテクスチャードアースにピグメントを混ぜて湿った泥色を履帯全体と転輪の縁に塗りました。履帯は外した状態で薄めに裏表を塗ってから巻き付け、さらに溝に部分に泥を足しています。少し動きが渋くなった部分もありますが可動は保たれています。転輪もゴム部分とその周辺の一番外側をまず塗っています。 履帯の一番出っ張っている滑り止め部分と転輪の履帯と接するゴム部分は、泥色が残りつつもテクスチャー(ザラザラの砂)は残らないように拭き取っています。
砲塔上面のハッチ周りには塗装の剝げを入れました。毛足の短い筆で叩くように油彩を塗っています。
あと、ハッチ周りの剝げが大きく不自然だったので筆でリタッチして、より細かい剝げになるようにしました。
リアフェンダー周りも泥で汚します。リアフェンダーが欠落した車輌の写真を見るとエンジンデッキまで泥をはね上げています。フェンダーが有ってもかなりの泥をはね上げています。ジャッキの上なんかは積もっていますね。
そして、毛足の短い筆で泥を弾いて、細かい泥跳ねを加えます。弾く方向を変えつつ乗せてみました。
奥から2列目の転輪はドロドロ。ほとんどみえません。
一番外側の転輪はこんな感じです。湿った泥、乾いた泥、グリスの滲みを塗っています。乾いた泥が浮いた感じなので、更に色を重ねてみる予定です。
もう少しで終わりそうなんですが、ここからが一番大事な部分になってきます。
何て言ったら良いのか、全体のバランス?、色の整合性?うまく言葉にできませんが、ここからが山場なのを感じます。
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