ドラゴン 1/35 タイガー1 初期型 製作記 その26 9/10
モデルカステン製の連結可動履帯は、プラスチック素材なので油彩、エナメル系の汚し塗装ができません。完全なつや消し具合からアクリル塗料の一択になります。
初めに塗った基本色は、メタリック感が強かったので上からアクリル塗料のダークアースをランダムにムラになるように吹き付けてから、燃料用アルコールを塗ってアルコール落としを行います。
アルコールには、燃料用と消毒用が有ってそれぞれアクリル塗料の溶け方が違うようですが、燃料用しか持っていないです。アルコールを筆にたっぷりと含ませ置く感じで裏表に塗ります。あくまでも置く感じで、アクリル塗料がランダムに溶け出すのにまかせます。 これで履帯のベース塗装が終了です。
この後、泥汚れを施しますが、車体、足回りの汚れとワンセットになるので、何色でどこまで汚すか、まだ決まっていないのでチョット先送りです。
車体の油彩レンダリングも試行錯誤しながら進めていますが、劇的な変化はありません。あくまでもすこしずつの変化の積み重ねになります。
油彩で起動輪、誘導輪のスミイレをしました。泥汚れが加わるので少しコントラストが強めになるように暗めの色にしました。
消火器のデカールを貼るのを忘れていました。M.Sモデルズのオリジナルブランド パッションモデル P35D-002 ドイツ軍装備品デカールセットから適当に選んでいます。マークソフターで良く密着させ、乾燥させたら油彩の明るめの色を塗り、彩度を抑えて馴染ませます。
TANK ATRでは、油彩での明度、彩度のコントロール、汚しを油彩レンダリングと呼んでいます。詳しくは省きますが、表現の一つの方法として覚えていて損はないと思います。
車体の油彩レンダリングの基本方針は、全体の明度を保ちながら迷彩の彩度を抑えホコリ汚れを加えてゆく方向で、ピグメントも適所に使います。ピグメントの上に油彩、ピグメントを重ねるのも有りで、薄く多層を重ねる方向で進める予定ですが、劇的な変化は望めません。あくまでも少しずつの変化なので ’ 絵 ’ 的には、判り難いと思います。
車体の泥汚れがまだなので、転輪は仮組みです。
今の状態では、砲塔上面に置いたアイボリーホワイトが浮いています。明度を保てる色を重ねて色浮きを抑えなくてはいけません。
先は長い。
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