ドラゴン 1/35 タイガー1 初期型 製作記 その20 7/30
プライマー色が塗れたので基本色となるダークイエローを塗りました。
ダークイエローを塗る前に塗装の剝がれ表現のためにシリコンバリアーを全体に筆塗りしています。
油彩でフィルターを掛けることを予定しているので、ダークイエロー、タン、ホワイトを1:1:1で混ぜて 明るく
調色しています。
プライマー色をを塗った状態では圧延鋼板の表現が見え難かったですが、微細なデコボコが浮き上がって
きました。
迷彩塗装のダークグリーンは、フィルタリングで明度、彩度が落ちるのを前提にしてかなり明るく調色しています。Mr.カラーのロシアングリーン1をベースにいろいろ混ぜて、迷彩とは思えないビビッドな色になってしまいました(大丈夫か?)。
海外モデラーの製作記にあるような、初めは、明度、彩度の高いド派手な迷彩色からフィルタリングで色を落ち着かせる技法に憧れていたので今回真似してみようと思います。
迷彩パターンは、だいたい頭に入っていたはずですが、いざ吹き付け始めるとだんだん変な方向へ進んでゆきます。塗り進めてゆけば良くなってゆくだろうと思っていましたが・・・、
チョット待った~~、中止、中止。 何かおかしいと本能が告げています。
1943年7月のクルスク戦の 武装親衛隊 第2戦車連隊ダス・ライヒ 第8中隊 S33号車 逆さ福 の製作のはずですが、迷彩パターンが怪しくなってきたので、一旦止めて「タイガー1 S33」でググって、いろんな人のS33を参考にします。
それこそ、山のように画像がでてきます。迷彩の色もパターンも千差万別ですが、一定の法則がみえてきます。ビビっときたパターンを参考に再塗装決定です。
転んでもただは起きない。もう一度ダークイエローを塗る前に、迷彩塗装のグリーンのミストを何とかする実験をしておきます。
フリーハンドの迷彩塗装をしているので、どうしてもダークイエローの部分にミストが飛んで緑っぽくなります。気にしなければそれで構わないのですが、元のダークイエローの発色に戻すのと、迷彩のボケ足の調整、迷彩の剝がれの実験を兼ねてどうなるのか試してみます。
方法は簡単。油彩のぺトロールで濡らした綿棒で擦るだけです。
ミストの除去と迷彩のボケ足の調整は同時にできます。迷彩の剥げは、予想以上の出来でした。圧延鋼板の表現が強調されて良い感じです。
綿棒で擦る時は優しく行います。力が入るとダークイエローまで剝げてプライマー色が出てきてしまいます。これはこれで良い感じなので予想外の収穫です。 実験もなかなかの結果でしたので、ダークイエローを塗って振り出しに戻します。
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コメント
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こんにちは。お元気そうで何より
前に紹介してらしたタンクアート先ほどポチリました。
このところAFVと飛行機、帝国日本海軍を作り始めていまして、徐々にスケールもの本腰入れるようになりました。
以前のキットを消化しつつ最新ものも作りつつ楽しんでいます^^
そんなこんないろいろ研究してたとこ塗装に関して面白い塗り方が出来きつつあります。
がんばりまーす^^/
投稿: hiroz | 2021年8月 4日 (水) 12時18分
hirizさん、お久しぶりです。
ブログを毎回楽しみに読ませてもらっています。
いろんなジャンルに挑戦している姿に、うらやましく思いつつ、
自分の手の遅さにヤキモキする毎日です。
hirozスタイルが確立してきたように見えます。がんばれ!。
こっちもがんばる!。
投稿: モケモケ | 2021年8月 5日 (木) 05時17分