レバル 1/32 紫電 製作記 その11。 11/8
アルミへの塗装は、非常に困難だと思っていました。
以前から見ていたHPでは、アルミサッシ用のプライマーを使っても、マスキングを剥がす時は慎重に剥がさないとテープに持っていかれる・・などなどと書いてあり、ずっと信じていました。今回もマスキングする時はなるべくソフトに剥がして、ハゲたらハゲチョロで誤魔化すつもりでした。プライマーなしで敵味方識別帯を塗ってみましたが、周囲のマスキングテープを剥がすと一緒に塗装も剥がれてきます・・・。これではいけないのでセロテープですべて剥がして(剥がれる)素に戻しました。
そんなこんなで、どうしようと思っていたところ、ツイッターを見た ’ろっこうたいし ’さんからのコメントを頂きました。
コメントによると、ガイアノーツのマルチプライマーが効くとのことでした。自分でも持っていて、AFVの小物、砲身に使っていましたが、角が当たれば剥げますし、そこまで効果があるかは半信半疑でしたが、黄帯の部分に筆塗りして塗装してみると、マスキングを剥がす時もハゲることなく塗料が密着していました。
これで塗装に関しては不安材料が無くなりました。
改めて ’ろっこうたいし ’さん、貴重な情報ありがとうございました。
塗装への不安が無くなったので、マスキングの準備をします。国籍マーク用のマスキングシートを作ります。 幅広のマスキングテープの手持ちがなかったので18mmのマスキングテープの重ね貼りで対応しました。マスキングの切り出しで大事なのは固めの下敷きなどの上で切り出すことです。柔らかいと針が徐々にめり込んで直径が変わってしまいます。カッティングマット上では上手くゆかず、ずいぶん時間とテープを浪費しました。
まず、ガイアのマルチプライマーを広めに筆塗りしておきます。国籍マークの外枠マスキングを所定の位置に貼り、白フチ兼赤のベース色を塗ります。この色は、使い込んだ紫電に対して、単に白だと浮きそうガンダムAGE-1用に作ったグリーン味の白(手元に有った)を使っています。
白塗装が済んだら、胴体の白フチ付き国籍マークの白縁を歪まないように貼っておきます。リング状のマスキングテープは貼り難いので、一か所切れ目を入れて貼った方が確実に貼れます。
国籍マークの赤を塗ります。
素のままでは濁ったピンクにしか見えませんが、退色気味の赤になるように調色してあります。機体色と隣り合うとちゃんと赤に見えるはずです。一応、リベットラインに沿って強弱を付けていますが、汚し塗装でも何とかなるのでさほど気を使っていません。
機体色を塗ります。
ここまでくるとだんだんハイになってきます。オッと、るり前にマルチプライマーを機体色を塗る部分に筆塗りしておきます。調色した機体色を全体に塗ってゆきますが、いきなり濃いめを吹かずにいつも通り薄めを重ねてゆきます。
機体色が途中で途中で足りなくなりそうだったので、急遽作り足しつつ、機体色2(退色気味)を主翼、胴体上部に吹きます。これで塗装完了です。
喜び勇んで国籍マークのマスキングを外すと・・右側の主翼の方がずれていました(泣)。
左側の国籍マークのマスキングは成功しています。縁が少し剥がれましたが、塗装中に持っていたりして、マスキングが密着していた部分ですが、塗装が剥がれることはありませんでした。すごいよマルチプライマーすごいよ。アルミ板の方が浮いてきました。
機体色の塗り分けはフリーハンドですが、それではどうしてもボケ足が広めになってしまいます。もう少しタイトなボケ足にしたかったので、エナメルうすめ液(実際にはぺトロール)を染ました綿棒で擦ってボケ幅を狭めてています。
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