レベル 1/32 紫電 製作記 その6 10/21
最初のうちに、難易度の高い部分から始めます。
曲面の強い部分、狭い部分がこれに当たります。 垂直尾翼の根元は、急角度で立ち上がるので難しいです。切れ目を入れたアルミ板をしごいて、伸ばしてフィットさせます。アルミは延ばしてゆくと固くなるようで、割れていくつも失敗しています。
機銃ポッドは非常に難易度が高いです。一発では無理なので3分割しています。0.05mm厚のアルミ板でも無理だったので、仕方なくキッチンテープを使いました。そのままでは綺麗過ぎるのでペーパーで表面を荒らしてツヤを落として使っています。それでも、前後の部分は曲面に追従しきれず切れてしまい、何回も貼り直すことになりました。
カウルフラップは、あまり凸凹していないので焼きなましていない0.1mmアルミ板でそれぞれ作っています。排気管の出る切れ込みは、大まかな形を鋏で切り取ってカッターナイフで削って形を整えています。
へッドレストも面倒な形なので先に済ませてしまいます。
アルミ板を当てて採寸して大体のカタチに切り出したら、そのまま貼り付けて、余分な所をカッターナイフで少しずつ削いで形を整えます。
コクピットから前側を貼ってしまいます。
パネルラインに沿って、パネル一枚一枚を切り出してリベットを打ち、貼り付けます。単純な四角に見えますが、切り出しの誤差、リベット打ちでの変形で微妙に歪んできます。誤差分を削ったり、最初からやり直したりで、パネルラインが一直線にならず、なかなか一筋縄ではゆきません。
どこかに基準となる部分が無いと作業がし難いので背中の部分を基準にしてみます。ここも単純な四角ではなく、後ろがすぼまって細くなっているので、大まかに切り出したら、型とを確認しながら微調整、リベット打ちをして接着しています。
アルミ貼りは、基本的に、切り出し→修正→リベット打ち→微調整→貼り付け をパネルごとに繰り返してゆきます。
SAコン締め切りまであと10日。
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