レベル 1/32 紫電 製作記 その5 10/17

　各部接着、中身の塗装が終わったのでここからが本題。

最近作った大戦機で試しているのが、機体のリベット表現とべコつき表現です。
リベット表現（凹）は、自作の工具である程度の目途は付きましたが、問題は、機体のペコペコ表演です。　大戦機は綺麗なようで結構ベコベコ凹んでいたりします。ただ凹んでいるだけでなく、出っ張っていたり、金属らしい鋭角な角など、ただ削れば良いわけでも無いように見えます。

　いろいろ試してみましたが、技術的な問題なのか、満足いく結果にはなりませんでした。
もう少し練習してから本番にのぞみたかったのですが、時間も無いので今回、ぶっつけ本番でリベットとペコペコ表現を両立させた表現に挑戦してみます。　と言っても、前からある表現方法ですし、参考にしたのもスケールアビエーションの古い記事です。　とてもめんどくさそうなので出来れば、あまりやりたくなかった・・・。

　

　引っ張った割には、やることは単純です。

’アルミ板を貼る（ひたすら） ’
アルミ板にリベット表現を施して、パネル一枚ずつにひたすら貼るだけです。
　一番難しいと思われる、曲面の強いカウリングから始めています。・・・難しい、三次元曲面のため思った以上に歪みが激しいので大きめに切り出したアルミ板をパネルごとに貼ります。


　パネルごとに形を合わせリベットを打って貼ってゆきます。かなりの数を失敗しています、形の合わせ方も手探りの状態でいろいろ試しているので時間もかかっています・・。パネルラインも不揃いですが、そこがいい味を出しているという見方もあるのでこのまま進めてゆきます。　金属表現と言う意味では、本物を貼っているので良い感じだと思います。




　カウリング上下のインテークはリューターで開講しましたが、あまり意味がなかった・・。





　インテークの内部までは貼れませんでした。難易度が高すぎます。下側は塗装で誤魔化すしかありません。




　カウリングのアルミ貼りはひとまず完成です。
いろいろ未消化な部分もありますが、とりあえず完成と言うことで・・。
アルミの接着は、本来エポキシ接着剤を使うようですが、スピード優先なので瞬着を使っています。アルミは非鉄金属で瞬着との相性が悪く、ちょっと引っ掛けると剥がれてきます。また、塗料の定着も悪くラッカー系塗料であってもマスキングなどで剥がれてしまいます。　塗料に件は先送りしてどんどん貼らないと・・。

　SAコン締め切りまであと13日。