ハセガワ 1/24 BMW 2002 tii クローズアップ 6/29

　　ハセガワより発売されたばかりの
1/24　BMW 2002 tii
のクローズアップです。
　1971年に発表され、機械式インジェクションを搭載して高性能を発揮しました。また、ツーリングカーレースでも大活躍しBMWブランドイメージを向上させました。
　レトロなBMWを最新の技術でかっちり再現しています。

　
　Aパーツです。
ボディパーツです。かっちり出来ていますが、かっちりし過ぎてパーティンぐラインが判り難い（良い事なんですけど）。塗装する人は後ろからたどって消しますが、エッジをダルくしないように注意が必要です。





　Bパーツです。
シャーシ、サスペンションです。エンジン、ミッションは
裏から見える部分のみ、サスペンションも適度な分割で再現度と強度のバランスが取れていると思います。





　C、Dパーツです。
バスタブ式の室内、ダッシュボードなどです。ハンドルは、AGパーツの3本スポークを使い、こちらの4本スポークは不要部品でした、と言うことはいずれバリエーション展開の時に・・・。





　J×2、N×2パーツです。
標準シートと標準のホイールです。シートは角度を上手く調節して一発で抜いています。ホイールは、今時の大口径扁平タイヤ用に比べると軽用か？と思えるほど小さかったりします。





　AA、AB、AD、AEパーツです。
フロントグリル、ライト、バンパー、車体のモールなどのメッキ部品です。アンダーゲート式になっていて表面にゲート跡が来ないように配慮されています。車体モールは、埋め込み式ですがギリギリの部分にゲートが有るので切り離しに注意が必要です。


　AG、AJ、AKパーツです。
車体モール、バンパーのゴム部フロントグリルパーツです。グリルの凹部の中、バンパーのゴム部分まで塗り分けでは無く別パーツで再現してあり、塗装しなくても良くなっています。



　Sパーツです。
透明度は十分でした。






　T、MCパーツです。
タイヤ、メタルインレットパーツです。タイヤには左右が有り、トレッドパターンで見分けます。



　デカールです。
メーターは単独の物とパネル一体の物が選択できます。ボンネットのエンブレムはインレットマークと合わせて再現しています。ホイールセンターのエンブレムもデカールが用意されています。オマケで日本の車検マークの入っていました。











　車の好みは様々ですが、塗装しなくても再現度が高くなるようにうまく配慮されているように感じました。塗装する派の人は然り、メッキを落として塗装で表現する人にも配慮されている、なかなかに懐の深いキットのように感じました。