ハセガワ 1/48 F-14A 製作記 その17 6/13
主脚の収納庫に配線を追加しました。
隙間が少し開いていたので目隠しを兼ねて銅線で配線を追加しています。実際にはかなりゴチャゴチャしていますが、全て再現しようとすると、モールドを削り落さないといけなくなるので、あくまでもそれらしい雰囲気が出るように間引きながらの配線です。ポイントはグルグル渦巻き配線でしょうか?。 見え難い部分なのでこだわり過ぎて時間を取られてもしょうがないのでそこそこで切り上げます。
アイリスのレジンパーツは持っていても、使うのは初めてだったりします。
大変精密で小人さんが原型を作っているのか・・と思うほどです。内部のモールドはどうやって作っているのでしょう?。
組立説明書はザックリしていて細かいことは書いていません。
レジンパーツの切り離しラインは大体この位置になります。パーツの湯口のモールドを見ると大体どこで切り離せばよいか判るようになっています。
タミヤのエッチングノコで切り離します。一方向から切ると無理な力が掛かるので3~4方向から少しずつ切れ目を入れてゆきます。パーツのレジンは薄いので、すぐ切り離せますが、力を入れ過ぎて割らないように注意が必要です。
ノズルをプラパーツと合わせてみると、ノズルの方が少し小さいでした。 レジンパーツは、成型の状態、収縮などでプラパーツにピッタリ合う事の方が少ないですから、特に驚きません。 ’合わない物は、合
わせるっ!’ レジンパーツとはそう言う物です。それを差し引いても精密な彫刻には価値があります。全体に0.5mmほど小さく、若干の歪みも有ります。
プラパーツのモールドを消えないように深く彫っておいてからノズルに合わせて削ります。ある程度まではカッターナイフで削り、仮組みをしながらペーパーで仕上げます。
エンジン内部は艶消し白なのでマルチプラ今ーを塗ってから、ライトグレーサフ、Mr.カラー GX01 クールホワイトで仕上げます。
エンジン内部の指定色は、Mr.カラー316番 艶消し白ですが、実際には焼けて煤けています。 単純に黒く煤けているのではなく、筋状で茶系の焼けです。
初めに AK024 ストリーキンググライムで内部全体をウォッシングします。ムラはわざと残しておき、良く乾燥させます。
丸めたコピー用紙を内部に突っ込んでマスキング代わりにして、薄めた艶消し黒を吹いてゆきます。これを何回か繰り返すと筋状の汚れが出来ますが境界がはっきりしています。
はっきりした境界をぼかすように薄めた艶消し黒を吹きます。
ギリギリまで絞った状態で、素早く縦に動かしながら塗ってゆきます。
プラパーツとエンジン内部のパーツも直径が微妙に違うので、良く見ながら最大公約数の位置で接着します。
エンジンのブレードとノズルはこれから塗装です。
エンジン奥のブレードは手前にエッチングパーツが来るのでほとんど見えません。逆に排気ノズルは、見せ場の一つなので手の込んだ塗装になります。
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