ハセガワ 1/48 九五式水上偵察機 クローズアップ 9/19
今週発売になったばかりの
ハセガワ 1/48
JT97 中島 E8N1 九五式一号水上偵察機
のクローズアップです。
後退角のついた上翼と直線翼の下翼を取り入れた設計で、木金混成のフレームに羽布張りの構造の機体です。地上基地への配備、戦艦 長門をはじめとする多数の艦艇に搭載され索敵、偵察に運用されました。
艦船模型のカタパルトの上に載っている複葉機はコレでした(いや、零観もありますね)。
ランナーごとに見てゆきましょう。
Aランナーです。
胴体、エンジン、左右補助フロートです。
胴体の金属、羽布張りの表現の違いも自然です。
Bランナーです。
上翼、支柱などです。
翼面の羽布張りの表現は良い感じです。リブテープ(?)の表現は強めに表現してあり好みの分かれるところです。画像検索で実機の写真を探してみましたが、決定的な物は見つからず、弱めが好みならペーパーを当てて少し削るのもアリです。
Cランナーです。
下翼、水平尾翼、エンジンカウリング、フィレットなどです。
カウリングは、実機と同様に3分割になっています。
Dランナーです。
フロート、コクピット、プロペラ、パイロットフィギュアなどです。
シャープな成型で良い感じです。パイロットフィギュアは竹 一郎 氏原型でメリハリのある造形で塗り易そうです。
E、Gランナーです。
コクピット内部、爆弾、ドリーなどです。
F、K、Pランナー、デカールです。
風防、エンジン過冷却防止カバー、ポリキャップなどです。
マーキングは、戦艦 霧島 搭載機 1938年、水上機母艦 神威 搭載機 1938年の2種が付属。神威 搭載機の場合は別売りエッチングの主フロート用ラダーが必要になります(大体の形がわかるので自作も可能)。
別売りの QG55 九五式水上偵察機ディテールアップエッチングパーツには、張り線、エンジンの配線、フロート用ラダーなどが含まれていています。
余談ですが、クローズアップのためにスミイレを毎回していますが、今までは拭き取りにティッシュを使っていましたが、どうしても細かい繊維が残って見苦しい部分が有りました。今回はキムワイプを使ってみたところ、繊維の残りも無く大変綺麗に拭き取れてました。これなら、AFV、飛行機の広い面積のウォッシュの吹き取りにも威力を発揮しそうです。
« 本日の入荷。 9/18 | トップページ | ハセガワ 1/48 F-15J IRST 製作記 その1 9/21 »
「ハセガワ 1/48 九五式水上偵察機」カテゴリの記事
- ハセガワ 1/48 九五式水上偵察機 クローズアップ 9/19(2015.09.19)
« 本日の入荷。 9/18 | トップページ | ハセガワ 1/48 F-15J IRST 製作記 その1 9/21 »
コメント