ハセガワ 1/48 二式水戦 製作記 その10 9/3
照準器はキットのパーツをベースにしてガラス部分を塩ビに置き換えました。と言っても、キットの部分を削ってブリスターパックのフタを適度な大きさに切りだして、ピットマルチで接着しただけです。発光部分はツヤ有り黒を塗ろうと思いましたが、面倒だったので瞬着をひと塗りしただけです(結局、見えなかったです)。
照星は適度なエッチングが見つからず、銅線を丸めて製作、十字の部分もジャンクパーツの中から極細銅線を瞬着で付けました(中心が少しズレました)。
飛行機を載せるドーリーも組み立てて半ツヤ黒で塗ってしまいます。コチラもAK塗料でホコリ色、サビ色を加えて、機体同様に使い込まれたようにしました。
機首の機銃を付けるのを忘れていました。
機銃パーツにはパーティングラインが有って消そうとすると形が歪むのでどうしようか迷っていましたが、1mmのプラ棒をリューターに咥えさせてコケシ彫りの要領で削り出しています。意外と出来る物です。
接着ははみ出してもリカバリーできるピットマルチで固定しています。
初めての試みとしてキャノピーのガラス部分を汚しています。
今までは完成した後も中が良く見えるように綺麗なままで完成していましたが、水上機ということで海水の飛沫をかぶってガラス部分も汚れて曇っている表現です。
ぺトロールでうすめたAKのホコリ色をガラスの中心を残して周辺に塗り、半乾きの時に綿棒で拭き取りながら汚れ具合を調節します。綿棒にはペトロールは付けません。透明パーツが侵されて跡が残ります。
排気煙跡、油漏れの跡をAK塗料で書き込んでゆきます。
排気煙跡は、AKの黒系で少しずつ重ねて濃くしてゆきました。油漏れは、AKの茶系(サビ色)、こげ茶系(雨だれ用)で流れた油、シミになって取れない油跡等を書き込んでゆきます。何回も書き込んで、気に入らずに拭き取ってを繰り返しているうちに、拭き取りきれずに残った色が重ねた色と一緒になって微妙な色の変化になっています。
小物の付け忘れももう無いはずですし、機体の退色表現もキリが無いのでそろそろこの辺が潮時のようです。次回でフィニッシュしましょう。
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