ファインモールド 1/35 陸上自衛隊 61式戦車 クローズアップ 9/6
9月17日出荷予定(店頭には19日頃)の新製品
ファインモールド 1/35
FM 43 61式戦車 定価4800円
のクローズアップです。発売前ですが了解を取って詳しく紹介してゆきます。
発売が一度延びていますが、よりこだわった製品にするためで、期待に応える出来になっています。
Aランナーです。
車体上下です。装甲板の重なり、溶接跡など大変良い感じでした。エンジンデッキのスリットはちゃんと抜けています。車体底部のサスペンション基部も大変カッチリしたモールドで再現されていました。
Bランナーです。
車内桁パーツ、リヤパネル、マフラー、などです。
マフラーの排気口は浅くモールドしてあるのでもう少し深くしてあげたい部分です。トラベリングロックは繊細で大変良い感じでした。マフラーの形は初めて知りました。
Cランナーです。
車体側面、フェンダー、前照灯、車載工具などです。
車載工具は止め具と一体モールドですが軽くパーティングラインを処理するだけで特に問題なし。
Dランナー×2枚 です。
履帯、起動輪、転輪などです。履帯は部分分割の接着式で上部転輪の弛みも成型されています。が、履帯の裏面には押し出しピンの跡が浅く残っていますのでパテで消す必要があります。ショックアブソーバー、ダンパーのパーティングラインもほとんど目立たず良い感じです。転輪のボルトもカッチリ表現してあり、グリスポイントのモールドもあります。
フック類もカッチリしたモールドでパーティングラインも最小限になっています。
Eランナーです。
砲塔、砲身、車長キューポラ、防楯などです。
ファインモールドの社長がこだわった、砲塔のスまで入った鋳造肌の表現は大変良い感じに仕上がっています。車長のキューポラ、内部のステレオ測距器も良く出来ています。砲身は残念ながら左右割りですが、砲口とマズルブレーキの抜きからこの分割はしょうがありません。丁寧に接着跡を消すか、どこかから金属砲身が出るの待つしかありません。
Gランナーです。
砲塔下部になります。こちらも抜かりなく鋳造肌表現、鋳造時に入ったスまでモールドしてあります。
Hランナーです。
砲塔手すり、誘導輪などです。
Zパーツ(エッチング)です。
マフラーカバーのメッシュとフェンダー押さえです。
その他にクリアパーツ、牽引ケーブルです。
デカールです。
今津駐屯地、富士駐屯地、玖珠駐屯地、北恵庭駐屯地、真駒内駐屯地の5種類からの選択です。
歴代の陸上自衛隊戦車のキットの中でも、61式は古めのキットしか在りませんでしたが、新金型で出るとは思っていませんでした。年代的にこの形の戦車が怪獣映画などで記憶に刷り込まれているので、戦車らしい戦車といえばこの形です。
あと少しで発売ですので少々お待ち下さい。
おあとがよろしいようで それではまた。
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