ハセガワ 1/72 Su-35S フランカー クローズアップ 7/28
ハセガワより発売されたばかりの
1/72 Su-35S フランカー
のクローズアップです。ロシアの最新多用途戦闘機で推力偏向可変ノズル装備です。
Su-27とT-50ステルス戦闘機の間を埋める機体として開発され強力なレーダー、最新の火器管制システムが搭載されています。
キットは細く深いスジボリでメリハリがあり、多用途機らしく武装も対空、対地、対艦の装備が豊富に付属しています。
Aパーツです。
機体上面です。スジボリ、リベットがビッシリ入っています。
細く深いスジボリのおかげで、見本用のスミイレもし易く、素晴らしい密度感です。深めなので塗装で埋まってしまうことも無いでしょう。
Bパーツです。
機体下面です。上面同様必要十分なモールドが入っています。
機体の側面はさすがに浅めになっているので事前に少し深く彫って置いた方が良さそうです。スジボリは0.1mmのエッチングノコがぎりぎり入る幅ですので注意が必要です。
Cパーツです。
水平、垂直尾翼、レドーム、エアインテークなどです。
インテーク横のスリットも精密に再現されています。垂直尾翼の動翼部分は、一段深くモールドされていてメリハリの有る表現となっています。
D、Kパーツです。
コクピット周り、主脚、前脚などです。
主計器板の大型液晶ディスプレイ、脚柱もスケールに見合った十分な精密感のある仕上がりでした。しかし、手を入れる余地も十分あります。
G、Eパーツ×2です。
エンジンノズル、タイヤ、ミサイル、パイロンなどです。ノズルの先端、ミサイルのフィンが厚めなのはプラキットの限界なのでこのままでも良いでしょう。プラ板で作り直すのも良いのですがかなり大変な作業になります。
J、Mパーツ×2です。
パイロット、可変ノズル基部、ミサイル、爆弾などです。
レーザー誘導爆弾のモールドがかなりイケています。
Fパーツです。
キャノピーパーツは箱の中で当たってモゲないように壁でガードされています。透明度も十分です。
STパーツです。
標準で付属する汎用スタンドです。飛行状態でもディスプレイできるのはうれしい配慮です。
デカールです。
発色も良く問題ありません。
塗装図は水色迷彩と紺色塗装の2種ですが、検索すると他の迷彩塗装の写真も引っかかってきます。いろいろ楽しめそうです。
大きい機体なので1/48ではなかなかキット化は望めそうも有りませんが、1/72で精密なキットがなら手ごろな値段で楽しめます。アメリカ機には無い独特な雰囲気のロシア機が十分堪能できるキットです。
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