ハセガワ 1/48 F-4EJ 製作記 その20 7/23
デカールは、貼り終えたらクレオスの水性ホビーカラー薄め液を筆で塗って機体に密着させています。スジボリにも良く密着してくれます。
一晩乾燥させてクリアーコートです。
クリアーは半ツヤとツヤ有りの中間のクリアーでMr.カラー189番 フラットベース(なめらか・スムーズ)とGX100 スーパークリアⅢを混ぜて調合しています。189番のフラットベースはキメが細かく、しっとりとしたツヤ消しになるので重宝しています。
機首のアンチグレア塗装は消し黒ですが、個人的にはつやツヤが消えすぎてチョット違和感があります。レドームは半ツヤ黒ですが、間違えてツヤ有り黒を塗ってしまいました。
両方の問題を一度に解決するのにちょうど良いので、デカールのコートついでにここもクリアコートしてしまいます。
3/4ツヤ有りクリアーでコートしているので全体にテカッています。コレでも良いのですが、塗料そのままのツヤが一番良い感じで、クリアーコートするとその良さが無くなってしまいます。元のツヤ感に戻すべく実験をしてみます。
実験と言ってもごく単純に、全体を一皮剥くように2000番のスポンジペーパーを当てるだけです。
アンチグレアの部分に貼ったデカールはクリアコートでテカッてしまいましたが、ペーパーを当てると馴染んできました。アンチグレアもザラザラ感がなくなり、しっとりとしたつや消しになりました。
仕上げにティッシュで軽く磨くと元々の塗料のツヤ感に近い感じになりました。
ツヤの感じも良くなったので汚しに入ります。
今回はあまり汚すつもりは無いのですが、機体下面のみ ’使い込んであるが、良く整備してある風 ’に軽く汚しておきます。クレオスのウェザリングライナーすす色+AK塗料015 ダストエフェクトを混ぜた濃いグレーを資料本の実機の写真を見ながら筆塗り。
30分ほど乾燥させてから綿棒、ティッシュ等で拭き取りながらぼかして馴染ませました。
汚れた部分のツヤが消えている方が自然だと思うのでコートはしません。
実機のキャノピーの枠にはクリーム色の補強材と茶色のシール材が見えています。
マスキングするにはあまりにも細い(0.3~0.5mm)ので白デカールに塗装したものを貼っています。位置が決まったら、マークソフターを塗って密着させます。
完璧とは言いがたいですが、マスキングをして修正する手間を考えると、かなり高い効果があります。キャノピーのシール材の表現は、今後この方法ですることになるでしょう。
あとは小物だっ!。
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