ハセガワ 1/16 ソッピース キャメル F.1 クローズアップ 6/19
ハセガワより発売されたばかりの
ニューミュージアムモデル
1/16 ソッピース キャメル F.1 のクローズアップです。
静岡ホビーショーではハセガワブースの中でも1/450ヤマトよ並んで大きい展示スペースを割いていました。ハセガワ一押しの一つでした。
ハセガワが押しているのは判りますが、お店の客層とは少しずれているかな?と言うのが正直な感想でしたが現物を見て少し見方が変わりました。
ちなみに、ホビーショーの展示品は張り線が目立ちませんでしたが、このキットの真骨頂は張り線にあります。
Aパーツです。
胴体のパーツです。コレだけで約28cmあります。主翼支柱と脚柱が一体成型されていて作り易さと強度が確保されています。支柱の根元には張り線用の穴が開口されています。
Bパーツです。
上主翼、水平尾翼のパーツになります。上主翼の全幅は約54cmにもなりますが、骨組みだけなので見た目の圧迫感はありません。こちらも張り線用の穴が各所にあります。
Cパーツです。
下主翼、水平、垂直尾翼のパーツになります。上主翼は、機体と主翼の支柱で支えますが、下主翼は座席下の胴体内部でガッチリ組み合わさるようになっています。
Dパーツです。2枚あります。
エルロン、と翼の桁パーツになります。桁パーツの裏面には押し出しピンの跡が有ります。ハセガワらしいと言えばらしいのですが、せっかく気合の入ったキットなので押し出し本の跡は何とかして欲しかったところです。何と言っても全方位から見えるスケルトンモデルですから。
Eパーツです。
胴体上部、主翼支柱、計器板、プロペラなどになります。
そろそろ大きさの感覚が狂ってきましたが、プロペラの全長は約16.5cmと大きな物です。でかくて塗り甲斐(木目調で)がありそうです。
Fパーツです。
カウリング、エンジン隔壁、燃料タンク、機体外板などです。適度に輝度を抑えた綺麗なメッキパーツです。接着しなくてはいけないパーツも有るのでここをいかに処理するかが悩ましいです。
Gパーツです。
エンジン、機銃関係です。エンジンはシャープで綺麗に成型されています。塗装しなくてもそのままで組めるようにプラの色が調整されていますが、やはり、塗装で金属感を表現してみたい部分です。
Jパーツです。
操縦桿などのコクピット内パーツです。
Kパーツはシートです。
藤の編込み表現が素晴らしいです。
Lパーツ×2。
シリンダーヘッド、操作ロッドなどです。
M×2,Nパーツです。
Mパーツは車輪ホイール。隙間から見えるスポークも表現してあります。
Nパーツは、垂直尾翼のラダーです。
Qパーツとポリキャップ。
透明部品のQパーツは計器板のガラス面、風防ガラスなどに使用します。
その他小物一式です。最終的にはこちらの張り線関係のパーツが重要になってきます。
カラフルなワンポイントの垂直尾翼ラダー用とメーター類のデカールと、タイヤデカールです。
組み立て説明書の中でも張り線の指示は有りますが、別途原寸の張り線参考図とマーキング及び塗装図が付属します。
まず、ネガな部分を書くと、パーツの裏面にことごとく押し出しピンの跡があります。塗装、スミイレすると全て埋めたほうが良いと思います。スケルトンモデルなので裏表の区別無く見えてしまうので厄介です。これは何とかして欲しかったです。
それを差し引いても、なかなか面白い、いや、かなり面白いキットです。塗装しなくても見栄えがするように5色のプラで成型されていますが、やはり塗装で仕上げて素材、質感の違いを表現したいところです。張り線は面倒くさそうなので敬遠していましたが、張り線用の穴が開口してあるのと、丁寧な説明書のおかげで張り線が楽しそうです。
普段この手のキットはスルーしている人でも息抜きがてら、本気で楽しめると思います。
うわー、どうしよう。本気で作りたくなって来てるんですけど・・・。
おあとが よろしいようで それでは股。
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