ハセガワ 1/72 F-15E ストライク イーグル クローズアップ 8/15
先日発売されたばかりの
ハセガワ 1/72 F-15E ストライク イーグルのクローズアップです。
今まで発売されていた1/72 F-15Eは、F-15B改造の先行試作型とも言える物だったようです。F-15Eには変わりないのですが、湾岸戦争、イラク戦争などに登場するF-15Eとは若干違っていました。旧キットは発売時期を考えると仕方がないことですが、やっと正当なF-15Eのキットが発売されました。
さてキットの中身はどうなっているでしょう?。
スジ彫りには見やすい様にスミイレをしてあります。
1/72キットは長いこと作っていませんが、1/48にヒケを取らない繊細なスジ彫りが施されています。新金型のF-15C,Jがベースになっているようで、1/72だと思ってちょっとナメていました(反省)。全体にスジ彫りが大変良いです。
ウェポン類は旧キットと別売りウェポンセットからですが、航法用ポッド、スナイパーXRターゲットポッドの出来は、新しいウェポンセットからだけに大変良い出来です。
気になる新規パーツです。ハセガワの案内には、新規部品はコンフォーマルタンク、アンテナ、パイロンとなっていますが、実際には、大型広角度HUD、アレスティングフック、バルジ付き主脚扉、角型揺れ止めセンターパイロン前の出っ張りなどがプラスされています。
コンフォーマルタンクのスジ彫りはなかなかの物です。細かく繊細に入っており良い出来です。
パイロンも新規で良い仕上がりになっています。角型の揺れ止めも頑張って再現しています。
計器板のモールドもよさそうです。ロングタイプのパイロンもモールドは良好。デカールの発色も十分ではないでしょうか。
尾部のアンテナパーツは不要部品が有りますのでその他の型出来そうです。キャノピーパーツの枠に追加する形でHUDが追加されています。
組立て説明書からF-15Eの特徴的な部分の抜粋です。ノズルはアイリスカバー無しの分割式ですのでスタンドを使う時はしっかりと接着が必要です。
初回特典として、汎用展示スタンドが付属します。
F-15E用のスタンド組立て説明書度でもエンジンノズルはしっかり接着するように指示してあります。スタンドの角度が決まったらこちらも接着するようになっています。
最後にあえて判っているネガティブな部分を書くと、前脚のアーム部分の角断面が再現されていません。説明書の兵装ステーションのパターン図でNo,4、No,6には対空ミサイル(AIM-7F,AIM-9L)は付かないと思います。ここに付くのはナビゲーションポッド、ターゲットポッドのはずです。No,2,3,7,8のステーションにはMk,20ロックアイの支持だけですが、GBU-12、GBU-31(JDAM)等の多彩な武装が搭載可能でリストが足りない気がします。兵装パターンは、ネットで自分で調べて見るのも良いと思います。瑣末な事でしたが、キットの出来が良いだけにちょっと残念さんでした。それだけ期待度が高いと言うことです。ネガな部分を差し引いてみても十分作る価値の有るキットなのは間違い有りませんでした。
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