イースタン エクスプレス 1/35 KV-85 製作記 その2 4/26
カッコは良いけどなかなかの難物の予感のKV-85ですが、車体の箱組みが難儀しそうな予感がします。バリ取り、小口を綺麗に整形して組み立て、補強などなかなか面倒です。
何とかして楽をする方法は無い物かと・・・。
おおっ、だいぶ前に作ったロコ組み展示用のトランペッターのKV-2がありました。これなら砲塔をすげ替えるだけで完成しそうです。
トラペのKV-2は大変良く出来ていて、作りにくい所は無くあっという間に完成した記憶があります。この車体を使えばKV-85もあっと言う間に完成しそうです。
んっ?、ん~んっ!、喜んでいたのもつかの間、良く見ると転輪が全然違います。転輪と履帯はガッチリ接着済みで、車体からまるゴト外して塗装できるように ’ロコ組み ’してありますから、転輪のみ交換は出来ません。
オレって天才~っ、と大喜びしたものの、この案はあっさり却下になりました(おバカ&泣)。
しかし、トラペのKV-1がまだ有ったはず・・。と、ストックの中をゴソゴソ。
有りましたっ!トラペのKV-1 1942年型。転輪もリブ付きで、これなら大丈夫!車体は作らなくてはいけませんが、こっちの方がサクサク作れてシャープなので、これに砲塔をすげ替えて作ります。
再度喜び勇んでパーツを比べてみると・・見落としていた部分が・・・。リブ付き転輪は、上がトラペ、下がイースタンです。イースタンの方がモールドのエッジがだるいのですが、同じ物に見えましたががが、良く見ると軽め穴が開いています(がっくり)。
車体もよく見ると(上がイースタン、下がトラペです)後部のエンジンデッキが後半傾斜していますし、後端は直線ではなく、丸まっています。
ここに来て、KV-85なる物を調べてみると、
重戦車ながらT-34と同じ火力しかなく、大重量とミッショントラブルの多いKV-1の装甲を削減し新型のトランスミッションを搭載したKV-1S(Sっ!)の車体に、IS-85改めIS-1の砲塔を搭載しました。砲塔リングは拡大され、車体に張り出しが設けられました。砲塔の大型化に伴い、操縦手用ハッチは廃止されました。85mm砲はD-5Tが採用され、スターリン戦車が配備されるまでのつなぎとして採用され、1943年9月から11月の間に143輌(130輌の説も有)が生産されました。
う~~ん、どうする?。選択肢は3つ
1 あきらめる。
2 多少の違いは目をつぶって完成させる。
3 5月中旬発売予定 トラペのKV-1Sを待つ。
1は、当然、却下。 3も却下、新製品を潰すつもりも無く、へたをするとKV-85を出しかねません。 結果、2を選択します。多少の違いは目をつぶってKV-85らしき物を作ります。その代わり塗装は、荒れた鋳造肌にAKのウォッシュ、アルコール落としで汚れ表現の実験をしてみることにします。
ああっ、最初の思いつきから随分違ってきましたが、どうなるんでしょう?。
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