タミヤ 1/35 カーロ・アルマート 製作記 その1 12/17
過去記事お引越しです。実際には2009年3月の製作でした。
タミヤのキットは、リニューアルされたものの省略部分も有りますが雰囲気はなかなかでした。最小限足りない部分を自作しつつ塗装で楽しむのが目的でした。何故か尻切れトンボの記事だったので、その2以降は新規で追加します。
モケ華(2009年の)のお題 ’タミヤMM カーロ・アルマート ワンメイク’です。 素組みで余裕の1週間で完成のはずでしたが、ちょっと余裕があったのでお客さんに貰った画像を元に手を入れ始めたのが運の尽き・・、リベット以外はかなりいじってしまいました。
足回りは、省略されているサスアームの肉抜き穴を開けて板バネ押さえをプラ棒で作り直しました。塗り洩らした時のごまかし用にランナーの状態で影っぽい色を先に塗ってあります。今回は、フラットブラックとジャーマングレーを混ぜた物で余りムラなど気にせずにブァ~っとエアブラシで。
側面の実車にはない溝を埋めてから、車体後部のエンジン点検ハッチの押さえ具は削って自作しています。ハッチはいかにも開きそうな様に、エッチングソーで溝を深く掘りこんであります。
車体後部のヒンジも片方は、モールドが有るのに対になるもう一方が省略 されているので、プラ板、パテ、伸ばしランナーリベットで作ってみました。牽引具も掘り込んで、いかにも別パーツ風にしてあります。マフラーの排気口も穴あけ。
戦闘室の箱組みは、なかなかツジツマが合わず、仮組みを繰り返しました。天板も高さが合わず、隙間も盛大に開きます。この辺はお店に来る人に聞くとみんな同じだそうでパテのお世話になりました。
砲塔の装甲の継ぎ目は、どう見てもこんな太い溝ではないので、一度埋めて彫り直しましています。ついでに点視口をくりぬいて内側からフタの半開け状態をプラ版で再現。
ここまでで既に大幅な予定オーバー。気を取り直して接着できるものはしてしまい塗装に入らなければ間に合いません。急がねば!。
2011年記:一度気になりだすと、いじらずにはいられないのは今も変わっていませんネッ。
あれこれ考える前に塗ってしまいました。完成のイメージは、フィールドグレーっぽいグリーンの単色塗装です。フィルタリングで明度、彩度が落ちるのを考慮して明るめの基本色で塗って見ました。・・・どうみてもカエル、又は、抹茶色です。ここからイメージどうりにもっていけるか凄く不安ですが、ままよっ!このまま突き進んでみましょう。
足回りは、タミヤアクリルのフラットアース、バフをラッカー薄め液で溶いたもので、薄く塗り重ねています。フェンダーの上、車体後部等も塗っています。
今月(2009年4月号)のアーマーモデリング誌の中でウォッシング、フィルタリング、退色表現の違いが説明されていましたが、自分の中でイマイチ消化し切れていませんが、時間も無いことですし見切り発車します。まず、フィルタリングでカエル色からグレーっぽいグリーンにして見ましょう。最後の写真は、1回目のフィルタリング後です。彩度は多少落ちた物のイメージには程遠いです。これからさらに何回か重ねてゆくことになるでしょう。
もしかして、最初からイメージに近い色で基本色で塗っておけば良かったの??
実験としては、面白いですが何もこんな時間の無い時にやらなくてもとも思いますが、
さて、どうなるでしょう。
教訓 ’ご利用は、計画的に。’
2011年記: 最近はウォッシング、フィルタリングでトーンを落とすよりも、基本塗装でなるべくイメージに近い状態にしてからフィルター、ウォッシュをする事が多い気がします。フィルター、ウォッシュの経験値が足りないので出来上がりをイメージし難いのが原因ですが、こればかりは自分で何とかするしかないようです。
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