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2011年11月26日 (土)

フジミ 1/500 戦艦 大和 製作記 その3(完) 11/26

 過去記事お引越し、フジミ 1/500 大和 その3 最終回です。

 面倒な小物の下ごしらえと基本塗装が終わって一番楽しい(自分だけ?)スミ入れ&ウォッシングと組み立てです。  
Img_5317 まず、マスキングを外します。上手くいっているかドキドキな瞬間です。
概ね良好であります。細いところも上手く出来ていました。小突起は後で筆でタッチアップを前提にマスキングしていましたからウィンザー&ニュートン筆#00でタッチアップです。良い筆のありがたさが身にしみる瞬間でした、筆先の乱れもなく細かい部分も難なく塗れました。
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Img_5327 まず、木甲板から水野式ウナギのタレ(ブラウン系)でウォッシングしてゆきます。
さすがに濃いままをここに塗るのは無理があるので薄めています。平筆でどんどん塗ります、軍艦色の部分にかかっても後の拭き取りで何とでもなりますから気にしません。
 
Img_5328Img_5393 塗り終わると最初に塗った所は既に乾燥~半乾きになっていますので、綿棒にエナメル溶剤を適量染み込ませて拭き取ります。木甲板色はツヤ消しでしたので染み込んでなかなか拭き取れませんでしたが、グリグリこすって拭き取ります。結構力を入れて拭き取りますが、しっかり塗料を塗ってありますのでビクともしませんでした。拭き取りすぎたらもう一度繰り返します。スケールを考えて薄く残る程度に拭き取りを統一します。この時点で木甲板を2色で塗ったのがほとんど判らなくなってしまいました。よく見れば何となく違うような拭き取りムラのような微妙な按配で、1/500スケールならやり過ぎよりこれくらいでOKだと自分に言い聞かせました。

Img_5329 ここからが水野式ウナギのタレ(グレー) ウォッシングの本領発揮です。
濃さはこれくらいに↓してみました。後はひたすら塗ってゆきます。かなり黒くなりました、ちょっと不安になります。下地につや消し黒を使っているのも更に不安になります、かなりマットな感じになっているのでちゃんと拭き取れるか不安です、が、塗っちゃいました。なんとかなるでしょう。
Img_5330_2Img_5334Img_5332 しみる~、黒い~。



Img_5380 船体の拭き取りは最初横方向に拭き取っていました。縦方向の雨垂れのような汚れは1/500では必要ないかな?と思っていました。が、やはり何か物足りない・・実際にはどうか判りませんが模型的記号として縦方向の拭き取りに変更しました。砲塔、艦橋、シールド付き機銃等の小物もタレで真っ黒です。拭き取りすぎたら、汚れた綿棒をこすり付けて汚します。綿棒だけだと大量に必要になるので広い面積はティッシュの方が良かったでした。 

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 失敗&注意点
  1 綿棒はそれなりに良い物を。
     使った綿棒が100円ショップのいまいちの品質の物だったのですぐにほつれて
     繊維がほつれまくりでした。100円ショップの物全てが悪いわけではないよう
     なのでいろいろ試してみるのが良いかと・・。おかげで乾いてから歯ブラシで
     繊維をゴシゴシ落とす羽目になりました。
  2 ウォッシングは拭き取りを考えて。
     艦橋も勢いで真っ黒にウォッシュしてしまいましたが、拭き取る段になって
     綿棒の尖った先端しか奥に届かないことが発覚。真っ黒のままにしておくことも
     できず、大量に消費しながら何とか拭き取りました、拭き取れなかった部分も
     あちこちにありますが、なんとか誤魔化しました。
  3 ウオッシュしたらなるべく素手では持たない。 
     タミヤのエナメル塗料、油彩系は手の油で溶け出してくるので、できれば素手では
     持たないようにしました。それでも気がついたら指紋の跡が・・。
 
Img_5405Img_5403Img_5402  中央構造物は拭き取るとこんな感じに。     
機銃は割り箸にまとめておいてメタルカラーのダークアイアンで一気に塗りました。スクリューはガイアカラーのスターブライトゴールドで。スクリューの軸はシルバーの指定でしたがタミヤのチタンシルバーで渋めに。

 ウォッシング、小物の塗装が終わったら、後は組み立てるのみです。
接着剤がはみ出ないように注意しながら組みつけてゆきます。接着剤は流し込み系は余計な部分まで染み出すので使わず、ネットリ系(タミヤ白フタ)でガッチリと接着します。

 どんどん形になってゆく至福の時です。おかげで写真を撮るのを忘れていました。

                  で、完成です。
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Img_5512 展示台の下半分が入っていなかったので自作しました。
と、言ってもホームセンターで円柱の木を買ってきてペーパーでアラ取りをしてツヤ有り黒で塗っただけでした。後はドリルで穴を開けてプラ棒でジョイントしただけで完成です。

 長々と駄文にお付き合い、ありがとうございます。
 それでは おあとがよろしいようで。 

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コメント

店長さん、こんにちは!

ウィンザー&ニュートンの筆ってそんなに違うものなんですか?

チッピングが苦手だから一本買ってみようかな…

 Fw-190D-13さん、こんばんは。

自分も良い筆だとは知っていましたが、安い筆で我慢していました。
ある日、どうしても上手く書き込めなくて自分用で一本使ってみましたが、
全然違いました。フィギュアだけでなく、以来細かい物の書き込みは全て
ウィンザー&ニュートンの筆を使うようになりました。
 筆を長持ちさせる為にブラシエイド(¥473)と一緒に使うのをお勧めします。
また、お店でいろいろ聞いて下さい。

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