ドラゴン 1/35 E-100 製作記 その1 7/6
過去記事のお引越しです。実際には2010年3月にプラモ日記に掲載した製作記事です。わかりにくい部分をは加筆修正しています。
昨年(2009年)12月のモケ忘でシャッフルプレゼントで引き当てた、ドラゴンのE-100です。
2010年4月17日(土)のモケ花に完成して持ってくることっ!。の宿題ですので少しずつ進めていました。
ドラゴン初期のキットですので、今のオマケどっさりキットとは較べようもないくらいあっさりしています。車体、砲塔、転輪、キャタピラ、以上っ!みたいな感じです。オマケに車体天板は見事のに反っていますし、サスペンションの取り付け位置が曖昧で転輪がちゃんと並ぶかとても不安です。現在(2011年)のドラゴンしか知らない人が見たらドン引きでしょう。
実は、6年位前に東京でマウスと一緒に売っているのを見つけて衝動買いています。4000円×2は痛かった・・。箱は大きいくせに、中身がスカスカでパーツが反ってるし・・・・強烈な地雷臭がします、押入れの奥に封印してあります(いつか、お前にふさわしいオトコになったら完成してやるからな・・待ってろ)。自腹で買ったのは押入れの中ですが、参凸さんからまわって来て、期せずしてその時がやってまいりました。
資料本なし、英軍が接収したとされるトレーラーに乗った車体の写真1枚、ネットで拾った側面のイラスト1枚。以上が手持ちの資料でした。要はそれらしければ何でもアリで始めます。 資料が無いって、なんて気楽でフリーダム!!。
既に組みあがっていますが、パーツはとりあえず切り離す、パーティングラインが強烈なのでタミヤのクラフトヤスリPROでガンガン削る、組める所はどんどん接着します。車体天板は強烈に反っているので(反っているのがデフォルト?)白くなるまで指でしごいて裏面にプラ角棒で戻らないように補強を入れてあります。念のために車体にも補強を入れておきました。
砲塔はエッジが立ちすぎて縁が反っていて平面が出ていません。ここもヤスリPROでかなり削って平面を出しました(4面とも)。溶接跡が消えてしまいましたが、後で再生するので消えても気にしません。
ぬるかったエッジが立ってこころなしか凛々しくなりました。
これだけの重戦車ですので、今回は、分厚い圧延鋼板と防盾、スカートの鋳造肌の質感の違いの表現を目標に工作してみました。要は鋳造肌はタミヤパテを筆でたたくように塗りそのままにしておき、圧延鋼板の部分は当て板をしたペーパーで変化を付けながら軽くヤスだけなんです。
最近、ジャンクパーツの整理をしたので使えるパーツは交換してゆきます。
転輪の接着は気を使います。まっすぐに並ぶように定規とキャタピラで
押さえてまずは内側から接着。転輪はあらかじめ塗装しておきました。
黒い板は5mm厚のアルミ板で水平を出すのに重宝しています。
キャタピラがこのキット一番の難所でした。噛み合わせ部分に抜きテーパーが付いていてきっちり嵌らず外れてきます。仕方なく凹部分全てをヤスリで削りました。3日かかってやっと・・指が痛いです。
ライトコード追加、ボッシュライト、ペリスコープガードはジャンクパーツ(主にタミヤのキンタ)から。マズルブレーキはキットにエッチングパーツが入っていますが、穴が表面だけですのでピンバイスで貫通させています。砲身にマズルブレーキの穴あきエッチングを巻きつけますが合いませんでした、浮きます、しょうがないのでパテを盛ってエッチングごと削って面一にします、盛って削って一週間。
ダークイエローは、Mr.カラー39番ダークイエロー+1番白を1:1プラス318番レドームを3割ほど混ぜてかなり明るめで調色しました。迷彩をするとせっかくの圧延鋼板表現が台無しになるので単色塗装です。ウォッシングを前提にしていますので、かなりみっちり塗っています。
一応、出番の無いはずの試作車輌だったが、迫り来るソビエト軍に対してミッション、エンジンをいたわりながら低速で出撃・・みたいな脳内設定です。
続く・・のか?(続きます)。
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