ハセガワ 1/32 飛燕Ⅰ型丙 製作記 2009/06/17
ホビーショップ モケモケです。
新規ブログの開始に伴いプラモ日記よりの記事を丸ごと引越ししようと思いましたが、
失敗続きで個別に過去の製作記を引越ししてゆきます。
5月の展示会 ’銀翼その2’にむけて製作した、ハセ1/32 飛燕です。
作り始めは余裕で間に合う予定でしたが、結局、5月末に完成となりました。お恥ずかしい限りです。
基本コンセプトは、組立は素組み。塗装で魅せる。
素組みと言いつつ、ピトー管、アンテナは破損防止のため、真鍮線に置き換えます。
コクピット内の配線とブレーキパイプの追加、照準機のガラス作り変え、
内部補強は、どの飛行機模型を作るときも定番で行っています。
取説どうり、コクピットから。計器版は目立つので丁寧に塗りわけ。レバー類も同じく。機内色はサンディブラウンの指定ですが、どうしても馴染めず通常の機内色(手近にあったRLM02だったりする。要は、それらしく見えれば良いんです)に変更しています。側壁の計器からの配線も0.3mmソフトワイヤーで追加しています。この後、飛行機にはパイロットを乗せない派ですが、あまりにも出来の良いフィギュアに感動して珍しく小林隊長を乗せることを決意、配線の追加工作は無駄になりました(全く見えません)。
コクピットを挟んで胴体接着。見えにくいですが、胴体前面に裏からプラ版とランナーで補強を入れています。これで塗装の時に恐る恐る持たなくても大丈夫。もし気が変わってフルリベット仕様にしたくなっても十分対応できます。
小林隊長は、そのまま乗せるのもつまらないので、離陸前に整備兵に敬 礼するポーズに小改造。胴体を少しひねって接着、右手を敬礼しているように切り刻んでパテで形にします。ポーズを改造したおかげで風防をつけた後では入らないことが判明。先に塗装してシートベルトをつけたら着座固定。
中身が全て入ったら前後の風防を取り付けますが、微妙に段差が出来たので内側にはみ出しても目立たないようにパテにグレー塗料を混ぜた物でならします。ガラス面はなるべく傷つけないように注意しますが、多少の傷は2000番のペーパーとコンパウンドで修正できますので過度に気を使いません。エンジンカウルのロックは出っ張って見えるのでプラ材を接着しました。風防とコクピットをマスキングしたら塗装に入ります。の前に銀塗装なので下地に一手間かけて、ペーパーを当ててツヤが違っている場所を中心にティッシュでこすって滑らかにしておきます。800番のペーパーでやすってあれば、これでほぼ大丈夫。
製作、塗装の資料はモデルグラフィックス 2007年 6月号 ’日本機に昂ぶる’ を参考にしました。普通に飛燕をつくるならこれ1冊あれば十分でした。
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